■アエロフロート
行きの便は席の都合でビジネスクラスを手配していただきました。
ウェルカムドリンクのシャンパンに始まり、コースメニューを頂き、食後は体伸ばして睡眠…エコノミスト(違)なのにすんません、すんません。
■空港
近代的で広かったです
■ガイドのマーシャさん
今回のツアー客は我々だけだったので、ガイドさんも運転手さんも専属同然の贅沢なツアーでした。
私ったら、うっかりチップを払いそびれてしまい、今申し訳ない気持ちと自己嫌悪のまっただ中です。
旅行社からは住所を訊けないかわりに「長崎のサイト見てください」って伝言をお願いしました。どうか見てくださるように…!!
(追記:連絡取れました☆)
■凍結したバルト海
ずっと果てまで凍結しているのです。 ただただ壮観。
彼方に続くのはバルト三国のひとつ、フィンランド。 はるか北の果てにまで来てしまったのだなぁ。
ガイドのマーシャさんと犬のように走り回りました。
■ホテルからの眺め
正面にはアレクサンドル・ネフスキー大修道院。
ドストエフスキーのお墓があるんですと。 私も寄ってみました。
ホテルから眺めたサンクトペテルブルク的春はあけぼの。
小さくて分かりにくいのですが、修道院のドームの横にはキリッと切れた三日月。
ほどなくして、鳥の群れが空全体を横切って、とても劇的な夜明けでした。
■ホテルでの朝食
美味しく頂きました。
ヨーロッパ圏の朝食って、たまにパンと牛乳orコーヒーのみという場合もあったりするので、このバイキング形式はとってもありがたかった。
ザウアークラフト(キャベツの酢漬け)、思ったより酸っぱくなくて、いくらでもいけました。
旅先はどうしてもお腹が詰まりがちになるので、野菜はたくさん摂らなきゃです。
あと、基本旅先ではとにかく歩き回るので、朝食はガッツリいきます。
■(場所特定中)
■エルミタージュ美術館
収蔵品数300万点、うち、展示しているのはほんの数%、名画もせいぜい数十秒とか1分とか、チャッチャッと観て行かなくちゃならない、このやるせなさよ…!!!
でも、今回シーズンオフだったので、がら空きの館内で比較的余裕を持って観ることができました。
寒さは少々つらいかもしれないけど、シーズンオフねらいというのは色々メリットがあるなと思いました。
レンブラントの部屋
部屋ごとに巨匠の名画を詰め合わせセットにしている、鼻血が出るような展示。 贅沢です。
ダナエ
20数年前に変質者によって下肢のあたりに硫酸を掛けられてしまって、今でも修復しきれず破損のあとが見られました。
みんなマナーを守って楽しく鑑賞したいものです。
放蕩息子の帰還
マティスの部屋
ゴーギャンの部屋
ピカソの部屋
私の大好きな一枚。オーラス・ヴェルネ「死の天使」
額とセットで「嬲」な マグダラのマリア
プーチン似の犬
700歳くらいなのに
今まで訪れた大きな美術館…メトロポリタン、プラド、大英、ルーブルと比べてみて、贅沢度でいったらエルミタージュが頭一つ秀でているように思えました。
どの美術館もそれぞれ素晴らしく、大好きですけど。
あと、丁度、プラド美術館特別展なんかも催されていて、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤなど、スペインの巨匠の作品も堪能できました。
(感動ゲージがMAXに来ていたので、もう何が何やらという気分ではありましたが)
■血の上の救世主教会
■聖イサアク大聖堂の内部
サンピエトロ寺院に似てるかも。
■エカテリーナ宮殿
■ロシア美術館
秀作多かったです。
日本ではあまり有名じゃないのは何故だろうと首をかしげましたが、翌日エルミタージュ美術館に行ってみて、そりゃあ、いくら凄くてもかすむよなぁ…とか勝手に納得したり。
でも、展示品も内装ともども、とても良い美術館なので、サンクトペテルブルクに行かれる際は、ぜひ!
キュートな陶器の笛
民族衣装
ゆるキャラ発見
華やかな食器
暗い冬場でも少しでも明るい雰囲気にという気持ちが伝わってきますね。
個人的に特に目を引いたのが、Valentin Serovというロシア人画家の作品でした。
寒気がするほどに冴えたタッチですよね。
■スーパーの魚売り場
■地下鉄
ちょっとものものしい感じ
■成田空港で…
帰国の際、成田でザッケローニ監督と同じタイミングで到着しました。 到着ロビー出たら大勢のカメラマンが待ちかまえていてびっくり。
機内で一晩過ごしたいつにも増してみっともない姿だったので、紛れて写ってなるものかと、ソソクサと逃げました。
見所の多い国でした。また行きたいです。
今回はシーズンオフで、寒かったけど、ガイドさんは貸し切り状態、美術館は混雑に困る事もなく良い旅でした。
シーズン中は景色は綺麗で過ごしやすいのだけど、美術館などはたいへん混むそうですね。いつ行こうか迷うところです。
このロシア旅の1週間後、大震災に見舞われました…。